平成24年度「食と農林水産業の地域ブランド協議会 総会」及び「地域ブランディング全国セミナー~次の視点」の開催報告(東京)
2013年3月21日(木)、東京都千代田区の全国町村会館にて、「食と農林水産業の地域ブランド協議会 総会」と食と食品・農林水産業に関する地域ブランド化に関するセミナーが開催されました。
当日は約160名の方にご来場頂き、地域ブランド化を進める上での課題の解決方法等について有意義な意見交換を行いました。
【開催概要】
日時 : 2013年3月21日(木) 13:00〜17:00
場所 : 全国町村会館
主催 : 食と農林水産業の地域ブランド協議会、食文化活用・創造事業検討委員会
【開催報告】
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◇◆第1部 総会◆◇
約160名の参加者にお越しいただきました
【ご挨拶】
(左写真:食と農林水産業の地域ブランド協議会会長 上原征彦氏、
右写真:農林水産省食料産業局新事業創出課ブランド推進班 課長補佐 太田行則氏)
【幹事ご紹介】
(左から、上原協議会会長、荒蒔康一郎幹事、大木美智子幹事、金子和夫幹事、西藤久三幹事)
【基調講演】
『地域ブランドの方向性』
講師:食と農林水産業の地域ブランド協議会 会長 上原征彦氏
ブランド化とは、「現時点では買っていないがこれから買いたいとする」状態にすることであり、ブランド化の戦略としては、その状態に応じて、固定客化戦略、レピュテーション戦略がある。いずれの場合でも差別化戦略が重要である、という旨の基調講演を頂きました。
(講師:食と農林水産業の地域ブランド協議会会長 上原征彦氏)
【調査結果報告】
『地域ブランドの持続的発展のために』
食と農林水産業の地域ブランド協議会 事務局 田中章雄
地域ブランドへの取組主体を対象としたアンケート調査結果を踏まえ、単なる成功事例の紹介ではなく、各地域の抱える「課題」を浮き彫りにする報告を行いました。また、これまでの7地区の地域ブランディングセミナーでの関係者との対話等を踏まえ、今後の地域ブランド化の重要な視点についての「まとめ」を報告しました。
(講師:㈱ブランド総合研究所代表取締役 田中章雄)
◇◆第2部 パネルディスカッション◆◇
「地域ブランディングの継続的な取組みを目指して」
□■パネリスト紹介■□
・東京理科大学専門職大学院 教授 生越由美(ファシリテーター)
・押本特許商標事務所 代表 押本泰彦
・株式会社JTBパブリッシング 執行役員 楓千里
・金子和夫事務所株式会社 代表取締役 金子和夫
・パルシステム生活協同組合連合会 商品本部商品企画部副本部長 栗田典子
・株式会社ブランド総合研究所 代表取締役 田中章雄
各界のパネリストの皆様にご登壇いただき、協議会事務局作成「まとめ」(資料6 P15-P16)の5つの視点の順に、パネルディスカッションを行いました。また、上原会長、荒蒔幹事、大木幹事から、貴重なご意見、ご助言を頂戴いたしました。会場の皆様からもご質問等を頂戴し、パネリストの皆様、幹事様、会場の皆様との間で、活発な意見交換がなされました。
パネリストの皆様
(左から、生越様(ファシリテータ―)、金子様、押本様、楓様、栗田様、田中)
上原会長、荒蒔幹事、大木幹事から貴重なご意見、ご助言をいただきました。
◇◆第3部 パネルディスカッション◆◇
「一過性に終わらせない、ご当地グルメ取組みのポイント」
□■パネリスト紹介■□
・東京理科大学専門職大学院 教授 生越由美
・郷土料理研究家 清絢
・日本経済新聞 特別編集委員 野瀬泰申
・富士宮やきそば学会 会長 渡邉英彦
・株式会社ブランド総合研究所 代表取締役 田中章雄(ファシリテーター)
パネリストの皆様(左から、田中(ファシリテーター)、生越様、清様、野瀬様、渡邉様)
【個別相談会】
パネルディスカッション終了後、ご当地グルメ等の食文化を通した取組みに関する個別相談会を開催いたしました。
個別相談会の様子