地域ブランド化支援 事業実施地区のご紹介
山形の新しいお米「つや姫」(山形県)
事業実施主体
「つや姫」ブランド化戦略実施本部
(平成23年度からは、山形つや姫ブランド化戦略推進本部に名称変更)
プロジェクトの狙い
●全国的な米消費の減退や販売環境が一層厳しさを増す状況の中で、山形県が開発した水稲新品種「つや姫」を日本一のブランド米に育て上げ、県産米の評価向上とともに「米どころ山形」の評価向上を図る。
取組の概要
米袋デザイン
【新商品の開発】
●生産の特徴
・栽培適地内で県知事が認定した生産者のみが生産
・有機栽培と特別栽培に限定した生産
・統一した栽培マニュアルに基づいた生産
・食味計でタンパク質含有率をチェックして出荷
●商品の特徴
白さとつや、粒の大きさ、甘味が他品種と比較して優れている
【販売ターゲット】
●ターゲット・ユーザーは、産地銘柄や口コミによる評判等で米を選ぶ家庭やホテル・旅館、料理店
●県内及び県外の米穀専門店、百貨店等を中心とした販売
(キャッチフレーズ)
○ 炊いてほれぼれ、冷めても美味しい。
○ おいしさ、つやにでる。
○ お米はここまで美味しくなれる。
【ブランドツールの開発】
●全国の消費者の認知度向上と統一したブランドイメージの発信のため、ブランド・コンセプトを体現し、印象に残りやすいロゴマーク、キャッチフレーズを作成、ロゴマークは商標登録済み
●消費者、流通・販売関係者等に対するPR、認知度向上を図るため、「つや姫」専用ホームページを開設するとともに、ブランドイメージを反映した統一感のあるポスター、パンフレットを作成
【組織体制の構築】
●実施主体:「つや姫」ブランド化戦略実施本部
(平成23年度からは山形つや姫ブランド化戦略推進本部)
(事務局 山形県農林水産部県産米ブランド推進課)
●全農山形、山形県米穀集荷協同組合と連携し、関係団体が一体となり推進
【今後の課題】
●「つや姫」はデビューしたばかりであり、全国的な評価はまだ確立していない。今後、 「つや姫」のおいしさや品質の良さが消費者や流通関係者から広く認知され、日本を代表するブランド米として市場評価を確立し、全国に定着させていくためには、継続した取組みが必要である。
成果目標と達成状況
●目標(22年度) 作付面積2,500ha 生産量 12,500t
●達成状況 〃 2,466ha 生産量 12,915t