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地域ブランド化支援 事業実施地区のご紹介
耶馬渓三代檜(大分県中津市)

事業実施主体


豊の森と住まいを結ぶネットワーク(豊ネット)


プロジェクトの狙い

かつては良質な木材の産地として隆盛を誇っていた山国川流域のヒノキ材を、ブランド化し高付加価値をつけることにより、地域木材産業の活性化や地材地建の木造住宅普及推進につながることを目的としている。ブランド名「耶馬渓三代檜」が広く消費者に浸透するために、地元イベントへの参加やマスメディアでのPR等を積極的に行っている。また、地元ヒノキ材を使った小物などの新商品の開発も行っている。


取組の概要


玉湯まくらの試作品

【新商品の開発】

●耶馬渓三代檜を使った商品の開発
【玉湯まくら】入浴時に使用する「湯まくら」
●地元温泉施設で試験的に設置しており
商品化へ向けて研究を重ねている。
●商品の特徴、売り
ヒノキ特有の香りと人間工学に基づいた形状により、入浴時のリラクゼーションをさらに高める効果がある。


【新商品による新たな販路の開拓】

●温泉施設や介護施設などでの試験的設置を検討
●商品化へ向けての調査と研究開発


【ブランドツールの開発】

●名称【耶馬渓三代檜】先代が大事に育てた地元の檜が、建築部材となり三代先まで長く生き続けることを願い命名。
【玉湯まくら】入浴時に使用する檜の枕、形状が玉の形をしているものもあり、親しみやすい名前として命名。
●ロゴマークの作成
●パンフレットの作成
●商標登録申請中で、各情報発信ツールに利用している。


【組織体制の構築】

●実施主体:豊の森と住まいを結ぶネットワーク(豊ネット)
●行政との連携:大分県北部振興局・中津市 他
●大学や研究機関との連携、各団体や個人の協力を得ながら取組んでいる。


【今後の課題】

●ブランド化を図るために、知名度を高めることが第一であり情報発信やPRを目的としたマスメディアの活用を効果的に行う必要がある。
●建築部材として檜材を積極的に取り入れることや、檜材の良さをPRすることが大事である。
●地元イベントへの積極的参加。



成果目標と達成状況

●目標   耶馬渓三代檜を使用した住宅建築の棟数増加と坪単価の向上
●達成量  年2棟建築
●効果   「豊ネット」や「耶馬渓三代檜」の名前が徐々に浸透しており、住宅の受注数も伸びつつある。


協議会事務局

「食と農林水産業の地域ブランド協議会」は、食品と農林水産分野で地域ブランド化を進める地域・団体等と、その支援者等から構成され、情報交換や交流を行っています。農林水産省食料産業局新事業創出課と株式会社ブランド総合研究所の共同事務局で運営しています。
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