地域ブランド化支援 事業実施地区のご紹介
瀬戸の晴れ姫(愛媛県今治市)
事業実施主体
越智今治農業協同組合
プロジェクトの狙い
瀬戸内の気候風土にマッチした柑橘品種「はれひめ」の知名度をあげ、日本一の「はれひめ」産地として、地域柑橘農業の核となる品種に育てる。又、地域ブランドとして認知度を上げるための中心的な品種として売り出すことにより、おちいまばり産の柑橘類の認知度を向上させ、地域の農業を元気にし、消費者から信頼される産地を目指す。
取組の概要
瀬戸の晴れ姫 5kg
「はれひめ」の結果状況
瀬戸の晴れ姫ジュース
【新商品の開発】
●青果、ジュース、ジャム、ゼリー
●瀬戸の晴れ姫5kg
●商品の特徴、売り
あっぱれ! うまい!! 香りオレンジ風な、明るいおいしさ。
温暖少雨・陽光たっぷりの瀬戸内海の真ん中、柑橘生産に適したしまなみ地域の匠農家が育てた愛媛みかんのニューフェース。
オレンジ風の香りと甘さ抜群で酸味の少ない、すっきり味!
【新商品による新たな販路の開拓】
●青果市場
●ネット販売
さいさいきて屋 ネットショップ http://saisaikiteya.com
【ブランドツールの開発】
●名称 「瀬戸の晴れ姫」
●ブランドストーリー
①匠農家(生産技術に優れた農家)が徹底管理する園地で栽培。
かんきつ栽培に適した瀬戸内の中でも、特に日当たり、水はけのよい園地を選定し、匠農家が栽培管理を徹底しました。
②光センサー選果機で厳選。
光センサー選果機で果実一つ一つの糖度と酸度を測定し、匠農家が生産した果実をさらに厳選し、「瀬戸の晴れ姫」として販売。
●商標登録済で、情報発信に活用
【組織体制の構築】
●実施主体 越智今治農業協同組合
●行政との連携 今治市長によるトップセールス(太田市場)の実施
●参画事業者の状況
県内の製菓会社、畑田本舗に原料を供給し、ゼリーの製造販売委託。
【今後の課題】
●管内の柑橘生産量に占める、「はれひめ」の割合は、2.5%程度しか有りませんが、『瀬戸の晴れ姫』を中心とした、生産から販売までの一環した取り組みを他の品種にも波及しおちいまばりブランドの確立と地域の農業の生産意欲の向上をはかる。
成果目標と達成状況
●温州みかんより食味品質に優れる、青果「はれひめ」の認知度を向上し、地域の柑橘農業の核となる品種 に育て地域ブランドとしての中心的品種に育てる。
●管内のはれひめ生産量(平成22年産) 144t 単価(平均kg単価) 325円、取り組み当初は、平均kg単価188円であったが、目標kg単価250円を上回る単価での販売となった。