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地域ブランド化支援 事業実施地区のご紹介
長州黒かしわ (山口県長門市)

事業実施主体


深川養鶏農業協同組合


プロジェクトの狙い

天然記念物「黒柏鶏」を活用した新しい地鶏「長州黒かしわ」を、限定・高品質・高付加価値商品として当組合の戦略的なトップブランド商品として位置づけ、当組合の商品のイメージアップと販売拡大を目指す。市場評価を名古屋コーチン・比内地鶏に並ぶ商品とするとともに、山口県での生産者育成並びに生産体制の確立をすすめる。また、新しい販路の開拓に取り組むとともに、山口県長門観光の食の名物とすることを目的とする。


取組の概要


長州黒かしわ

【新商品の開発】

●山口県初の地鶏として精肉・ギフト・加工品を展開。
●規格・基準
価格-一般国産銘柄鶏の3~4倍。
形態-セット販売(冷凍)を基本としてスタートし、
平成23年から部位別販売にも対応。
●商品の特徴、売り
・山口県初の地鶏。
・脂肪が少なく、適度な歯ごたえを残しながらも柔らかくジューシーで、かめばかむほど味がでてくる肉質。
・臭みのない上品な味で、うまみ成分のイノシン酸も多く含まれ、イノシン酸の量が減少しにくいので、おいしさが長持ちしどんな料理にも合う。
・鶏の胸肉やささみに多く含まれ脳や筋肉の疲労回復を助ける抗疲労成分「イミダペプチド」が、長州黒かしわには特に多く含まれている。


【新商品による新たな販路の開拓】

●地元での展開を基礎として、首都圏を中心に全国的に展開していく。
●業務向(ホテル・旅館・料理店)・ギフト・ネット通販を軸に販路を開拓する。


【ブランドツールの開発】

●名称「長州黒かしわ」、ロゴマーク、専用webサイト・公式ガイドブックの作成。
●商標登録済(平成22年6月4日 登録5328087号 )
登録区分については幅広くするため、第29類・第30類・第43類とした。


【組織体制の構築】

●実施主体:深川養鶏農業協同組合
●行政との連携:山口県農林総合技術センター 山口県畜産振興課 山口県流通企画室 山口県長門農林事務所 山口県東京事務所 長門市農林課と連携し、山口県初の地鶏を全国にPR。
●参画事業者の状況:山口黒かしわ地鶏振興協議会 長州黒かしわ振興協議会と、素雛の生産・供給と長州黒かしわの生産体制の整備をすすめている。また、長門やきとり横丁連絡協議会 長門料飲組合 湯本温泉旅館協同組合等と連携し、地元の料理店・旅館ホテルと取扱・情報発信に取り組んでいる。


【今後の課題】

●目標処理羽数を実現するための生産者・農場の確保と、新規取扱取引先の開拓。


成果目標と達成状況

●目 標 処理羽数:20,000羽/年体制 (平成24年度)
●達成値 処理羽数:7,372羽/年  (平成22年度)


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協議会事務局

「食と農林水産業の地域ブランド協議会」は、食品と農林水産分野で地域ブランド化を進める地域・団体等と、その支援者等から構成され、情報交換や交流を行っています。農林水産省食料産業局新事業創出課と株式会社ブランド総合研究所の共同事務局で運営しています。
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