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地域ブランド化支援 事業実施地区のご紹介
春日井サボテン(愛知県春日井市)

事業実施主体


「春日井サボテン」ブランド構築推進協議会


プロジェクトの狙い

種から育てる"実生栽培 日本一"を誇る『サボテン』を地域活性化テーマとしての"地域資源"と位置づけ、特に、"サボテン=健康食材"として新たな付加価値を見出し、地域ブランドの構築を図ることで、都市間競争における優位性を発揮する事で地域活性化を図ることを目的とする。また、「サボテン」の地域ブランド化により、"B級グルメ" "産業観光" "グリーンツーリズム" 等も視野に入れ展開する。


取組の概要


サボテン焼酎

【新商品の開発】

●サボテン焼酎
全国展開を視野に入れ、ブランド化全体を牽引するリーディングアイテムとして開発
●春日井サボテン丼の開発
参画飲食店の拡大と統一メニュー(和・洋・中のジャンルを問わない丼)の開発により観光的展開を図った。


【新商品による新たな販路の開拓】

●春日井サボテン丼コンテスト(フェスタ)の実施
市内飲食店13店舗により、開発された丼コンテストを実施。情報発信と、市内外からの集客を図った。



春日井サボテン丼

【ブランドツールの開発】

●品質・規格等の基準化・マニュアル化
サボテン農家は、園芸農家であり、食用サボテンは規格・品質にバラツキがあったため、マニュアルを作成。
●一般機能性分析
食用として馴染みの薄いサボテンを"食べる"必要性を見出すため、地元大学と連携し、一般機能性分析を実施。


【組織体制の構築】

●実施主体:「春日井サボテン」ブランド構築推進協議会
●行政との連携:春日井市産業部に協議会メンバーに入っている他 地域ブランド化に向け各種情報発信を行っている。

●参画事業者の状況(生産者、料理店、小売事業者数等)
 生産者:9件 
 取扱事業者:38社(加工食品19社、飲食19社)


【今後の課題】

●サボテン=食材の定着化を図る可能性事を見出すことができたが、定着化に向けてはこれからである。生産のマニュアル化が図られたものの、生産量の確保(プランテーション化)が現在準備中であり、今後野菜としての出荷やリーディングアイテムとして開発した商品の商品化及び販路開拓が課題である。


成果目標と達成状況

●目標   食用サボテンの出荷量(1.5t) 及び 関連商品のアイテム数(50品目)の増加
●達成量  食用サボテン出荷量(1.2t) 関連商品アイテム(78品目)
●効果   食用サボテンの平準化がなされた事により、取扱業者及び関連商品アイテムが増加からブランド強化につながった。


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協議会事務局

「食と農林水産業の地域ブランド協議会」は、食品と農林水産分野で地域ブランド化を進める地域・団体等と、その支援者等から構成され、情報交換や交流を行っています。農林水産省食料産業局新事業創出課と株式会社ブランド総合研究所の共同事務局で運営しています。
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